
まず最初に、三線の各パーツについて勉強しましょう。

胴は、チーガとも称し普通、槙、竜眼、楠等を用います。
糸掛は、ムディと称し黒檀、紫檀、黒柿を用い、先の所を粗雑にしておいて調音の時にムディの戻るのを防ぎます。
上駒は、歌口と称し、弦の長さを定める上方の基点。普通は牛骨を用います。
駒は、ウマと称し、弦の長さを定める下方の基点。普通は竹を用いています。
作り方に功拙があって小さなウマが弦音に大きな影響を与えます。
爪は撥とも言い、普通は牛か山羊の角か象牙を用います。
最近はいろいろな素材の爪があります。